伊奈平工場

リサイクル率91%
都内最大級の処理能力を
保有する最新鋭のプラント

約8,300m²の敷地を誇る伊奈平工場では、最新鋭の処理機械で、様々な産業廃棄物・一般廃棄物の中間処理を行っています。高度な選別機械を導入し、単純な廃棄物の減量化・減容化にとどまらず、可能な限り廃棄物の再資源化やリサイクルに取り組んでいます。

取扱品目

産業
廃棄物
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、
ガラス・コンクリート・陶磁器くず、がれき類、汚泥(有機性のものに限る。)、
動植物性残さ(水銀使用製品産業廃棄物を含む。)
一般
廃棄物
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、
ガラス・コンクリート・陶磁器くず、がれき類、汚泥(有機性のものに限る。)、
生ごみ、空き缶、空き瓶

工場マップ

マップをクリックで各処理詳細へ

空き缶圧縮機 空き缶圧縮機 廃蛍光ランプ破砕機 廃蛍光ランプ破砕機 ガラ陶・がれき類造粒固化機 ガラ陶・がれき類造粒固化機 木くず破砕・選別機 木くず破砕・選別機 混合廃棄物破砕・選別機 焼却炉 発酵機 廃プラ類他破砕・選別・圧縮梱包機 廃プラ類他破砕・選別・圧縮梱包機 廃プラ類・紙くず他圧縮梱包機 廃プラ類・紙くず他圧縮梱包機 発泡スチロール溶融機 発泡スチロール溶融機 廃プラ類粉砕機 廃プラ類粉砕機 ペットボトル剥離機 ペットボトル剥離機 がれき類他破砕機 計量器 事務所 0ゲート 1ゲート 2ゲート 3ゲート 5ゲート

廃棄物の種類や処理方法の
違いにあわせて、
各ゲートで処理を行います。

0ゲート

0ゲートでは空き缶の圧縮や
廃蛍光ランプの破砕を行います。

空き缶等選別・
圧縮機

使用済み空き缶が新しく生まれ変わります。

廃棄物の
種類
金属くず(空き缶)
処理能力 4.3t/日(12h)、10.2t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

空き缶、空き瓶、PET ボトル等を人の手で選別し、空き缶は磁選機にてアルミ缶とスチール缶に分別し、各々圧縮処理する施設。圧縮処理後の空き缶は、鉄及び非鉄金属回収問屋へ搬出します。スチール缶は主に鉄筋等の建築資材に、アルミ缶は再びアルミ缶にリサイクルされます。空き瓶は、カレットメーカーへ搬出しリサイクルされます。PET ボトルは、次工程として粉砕機で粉砕処理されます。

回収した空き缶を選別後、圧縮します。

鉄・非鉄製品の原料としてマテリアル
リサイクルされます。

廃蛍光ランプ
破砕機

有害物質が外に漏れないよう、
密閉空間で破砕します。

廃棄物の
種類
廃プラスチック類、金属くず、ガラス・コンクリート・陶磁器くずの混合物
(廃蛍光ランプ/(水銀使用製品産業廃棄物)
処理能力 2.8t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

廃蛍光ランプ(廃プラスチック類、金属くず、ガラス・コンクリート・陶磁器くずの混合物)の破砕処理施設。有害な蛍光粉が漏れない吸引密閉式の破砕設備です。破砕処理後の廃蛍光ランプは、二次再生先へ搬出し、電化製品、蛍光ランプの原料、路盤材の原料等にリサイクルされます。

ガラ陶・がれき類
造粒固化機

処理後は再生砕石(RC40-0)
として伊奈平工場で
販売しています。

廃棄物の
種類
ガラス・コンクリート・陶磁器くず(石膏ボード・軽量気泡コンクリートの
破砕処理後のものに限る。)、がれき類(破砕処理後のものに限る。)
処理能力 6.1t/日(12h)
産業廃棄物処分業の施設

破砕処理後のガラス・コンクリート・陶磁器くず、がれき類を造粒固化する施設。粒度を40mm以下に調整し、処理後のガラス・コンクリート・陶磁器くずは人工軽量土壌の原料等にリサイクルされます。処理後のがれき類は、再生砕石(RC40-0)として販売しています。

1ゲート

1ゲートでは廃木材や剪定材などの
木くずを破砕を行います。

木くず破砕・
選別機

破砕後、様々なリサイクル用途に
あわせて選別します。

廃棄物の
種類
木くず
処理能力 17.1t/日(12h)・186.4t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

木くず(廃木材、伐採樹木、剪定材、根、葉)を破砕し、用途毎に選別する施設。生木チップは、弊社入間工場で生産している人工軽量土壌の原料としてリサイクルされます。一部は牧場等へ供給し、畜産敷料として使用した後、堆肥にリサイクルされます。また、バイオマス発電の燃料としてもサーマルリサイクルされています。

廃木材だけでなく剪定枝も処理可能です。

オーバーサイズはバイオマス発電燃料として
サーマルリサイクルされます。

2ゲート

2ゲートでは
混合廃棄物を徹底的に分別して、
リサイクル率を向上させています。

混合廃棄物破砕・
選別機

徹底的に選別を繰り返し、
最終処分量を削減します。

廃棄物の
種類
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、
ガラス・コンクリート・陶磁器くず、がれき類
処理能力 53.5t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

混合廃棄物を破砕処理する施設。破砕処理後に高精度選別機を設置し、最終処分量を徹底的に削減しています。また、最終処分場へ搬出する廃棄物の品質も向上しています。破砕処理後の廃棄物は、最終処分場の搬入基準により150mm以下に破砕されます。

荷降ろし後、手作業で粗選別します。

二軸破砕機で破砕します。

振動篩機、磁選機などを通して選別します。

風力選別機や比重差選別機などを通して、
選別します。

作業員の手作業でも選別を行います。

リサイクル先、二次処理先、最終処分場に搬出します。

さらに風力選別機や比重差選別機や振動篩機や
吸選機などを通して選別を繰り返し、
徹底的に選別を行います。

選別後、種類ごとにヤードにストックします。

POINT! ポイント!

高精度選別により、不純物がほとんど含まれない
砂分にまで選別が可能です。

焼却炉

ダイオキシン類等の
有害ガス発生を抑制し、
環境負荷を最小限に抑えます。

廃棄物の
種類
紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ(生ごみ)
処理能力 4.8t/日(8h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ(生ごみ)のうち、リサイクル不可能なものを焼却処理する施設。平成14年12月からのダイオキシン類対策に適合。二次燃焼室で不完全燃焼を防止しダイオキシン類を分解、排ガス冷却設備でダイオキシン類の発生(再合成)を防止、消石灰を噴霧し酸性よりの排ガスを中和、活性炭を噴霧しダイオキシン類等の有害ガスを吸着、サイクロンとバグフィルタの高度な集じん器でばいじんを除去するなど、可能な限り環境負荷を最小限に抑えています。

リサイクル出来ない木くずなど焼却します。

発酵機

微生物の働きで熱源を
使用せずに発酵します。

廃棄物の
種類
動植物性残さ(生ごみ)、汚泥(有機性のものに限る)
処理能力 3.5t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

動植物性残さ(生ごみ)、汚泥(有機性のものに限る)を高速発酵処理する施設。微生物のチカラを活用し、好気性発酵処理を行う為、必要なエネルギーは微生物が活動しやすい環境を保つ分だけです。発酵後の堆肥は、弊社入間工場で人工軽量土壌の原料としてリサイクルされます。

3ゲート

3ゲートでは
ペットボトルを含む
廃プラスチック類の破砕選別と、
廃プラスチック類や紙ゴミ、
繊維くずの圧縮梱包を行います。

廃プラ類破砕・選別機

光学式自動選別機・高精度選別機で
細かく選別します。

廃棄物の
種類
廃プラスチック類
処理能力 48.0t/日(12h)・44.7t/日(12h)
廃棄物の種類 繊維くず
処理能力 32.1t/日(12h)・32.3t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

多種多様な廃プラ類を破砕処理し、用途に応じ選別 (A・B・C ランク) する施設。一次破砕後に手選別ライン(振動篩機、手選別ライン、磁選機)または、自動選別ライン(光学式自動選別機、高精度選別機(風力・比重差選別))にて選別。各種リサイクルにおける禁忌品を徹底分別し、良質なプラスチックを搬出先に提供します。処理後の廃プラ類は、圧縮梱包施設における工程を経て、主にセメント・製紙工場へ代替燃料として搬出されます。また、繊維くず(廃畳)を破砕処理する施設で、処理後は代替燃料としてリサイクルされるほか、牧場、畑等の敷材としてリサイクルされます。

廃プラスチック類を二軸破砕機で一次破砕処理します。

手選別や光学式自動選別機(3種選別)などで
徹底的に分別します

さらに細かくする為に、一軸破砕機で二次破砕処理します。

圧縮梱包して代替燃料として出荷します。

POINT!
ポイント!

東京都廃プラ埋立ゼロ協定に対応して、
ほとんどの廃プラスチック類をリサイクル

廃プラ類・紙くず他
圧縮梱包機

オフィスなどから出る
様々な紙ゴミを圧縮梱包します。

廃棄物の
種類
廃プラスチック類
処理能力 180.0t/日(12h)・ 24.3t/日(12h)
廃棄物の種類 紙くず
処理能力 166.8t/日(12h)
廃棄物の種類 繊維くず
処理能力 17.2t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

廃プラスチック類と、主にオフィスから出る段ボール・新聞紙・雑誌等を除く様々な紙ゴミ(ミックスペーパー)と繊維くず(廃畳)を圧縮梱包する処理。ミックスペーパーには、OA紙・感熱紙・シュレッダー細断紙・パンフレット・ノーカーボン紙・バックカーボン紙・ビニールコード紙・ワックスコート紙・窓付き封筒・メモ紙・クリップやホチキス等で閉じたままの紙、写真などがあります。それらを選別ラインで選別後、圧縮梱包処理します。主にトイレットペーパー、ティッシュペーパー、封筒等の原料として再利用されます。

段ボール・新聞紙・雑誌等を除く紙ゴミと繊維くずを
圧縮機に投入します。

種類ごとに分けて圧縮します。

梱包が必要なものは、圧縮後に梱包します。

リサイクル施設にて、原料として再利用されます。

発泡スチロール
溶融機

発泡スチロールが
身近な製品に生まれ変わります。

廃棄物の
種類
廃プラスチック類
処理能力 2.4t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

廃プラ類のうち、主に発泡スチロール、発泡トレー(ポリスチレンに限る)を溶融処理する施設。溶融処理後の廃プラ類は、国内及び国外の製品加工工場へ搬出し、玩具、植木鉢、文房具及び日用雑貨等、日常生活における身近な製品へリサイクルされます。

発泡スチロールを溶かし、インゴットに成型します。

プラスチック製品の原料として出荷されます。

廃プラ類粉砕機

廃棄物の
種類
廃プラスチック類
処理能力 6.8t/日(12h)
産業廃棄物及び一般廃棄物処分業の施設

廃プラ類のうちPETボトル、ポリタンク等のプラスチック製品を粉砕処理する施設。リサイクルの用途に応じ、粉砕する粒度の調整も可能です。粉砕処理後の廃プラ類は、主に化学繊維の原料として再利用されます。

ペットボトル剥離機

廃棄物の
種類
廃プラスチック類
処理能力 6.0t/日(12h)
廃棄物処理施設の前処理施設

廃プラ類のうちPETボトルのラベルを剥離処理する施設。破砕する事なく、原形を保ったままラベルを剥離する事が可能です。剥離後のペットボトルは、粉砕処理、または圧縮梱包処理し、原料として再利用されます。

5ゲート

5ゲートでは
主にがれき類の破砕と、
磁選機による
金属類除去を行います。

がれき類他破砕機

建設現場などから搬出される
コンクリートガラなどを
破砕します。

廃棄物の
種類
ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類
処理能力 480.0t/日(12h)
産業廃棄物処分業の施設

ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類を破砕処理する施設。破砕処理後の製品は、磁力選別機により鉄筋を除去、振動スクリーンにより製品の粒度を40mm以下に調整し、再生砕石(RC40-0)として伊奈平工場で販売しています。

鉄筋入りのガラも処理可能です。

土木資材などにマテリアルリサイクルされます。

機密廃棄物の取扱いについて

機密書類について

段ボール箱等でお預かりした機密書類は、一切開封せず、製紙メーカーへ搬入します。製紙メーカーにて溶解処理を行い、リサイクルされます。
※処理証明書の発行も可能です。

機密廃棄物について

機密廃棄物(OA機器等)は、伊奈平工場で破砕処理を行います。物理的に破壊しますので、データ等の情報漏洩を防ぎます。
※処理証明書の発行も可能です。

その他の施設

計量器

能力
(最大計量重量)
40.0t

廃棄物や製品の重量を車両ごと計量し、廃棄物の適正処理を客観的なデータとして管理しています。また、公的な検査機関による2年に1回の定期検査を受け、計量データの信憑性を確保しております。

事務所

廃棄物の受け付けや
マニュフェストの受け渡し
などを行います。

施設資料ダウンロード

廃棄物処理施設の維持管理に
関する情報

焼却施設を除く廃掃法による許可を受けた施設の維持管理記録の公表について優良性基準適合認定制度の規定に基づき、維持管理に関する情報を公表しています。

  1. 施設の粉塵・臭気監視状況
    • ・粉塵の防止
    • 清掃車を運転するなど必要な措置を講じ、施設周辺の清掃を行い粉塵の発生を低減する。

    • ・悪臭の防止
    • 異常な臭気を感じた場合、消臭剤を散布するなどの処置を講ずるとともに、施設内の清掃を保持する。

    • ・騒音の防止
    • 施設の運転時に騒音が発生する場合は、扉を閉めて作業をする等の措置を講ずる。また、敷地境界線にて定期的に測定を行い、管理する。

  2. 記録及び保存
    • 施設の維持管理に関する点検、検査その他の措置の記録を作成し、3年間保存する。
  3. 維持管理記録の公表状況
    • 比留間運送㈱伊奈平工場の事務所で、常に閲覧可能な状態にして保管する。

焼却施設の維持管理記録の公表について廃掃法の規定に基づき、維持管理に関する情報を公表しています。

伊奈平工場 焼却施設維持管理記録

【伊奈平工場】(中間処理施設)
東京都武蔵村山市伊奈平3-25-5 
TEL:042-560-8806 
FAX:042-520-7576

【一般受付時間】
平日 8:00〜17:30(最終受付時間17:00)
土曜 8:00〜16:30(最終受付時間16:00)
※お昼休みの12:00~13:00を除く

処理施設・車両基地

製造施設

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